経営理念
基本理念
私たち法人役職員は「基本的人権の尊重」を理念として、その実現に努めます。
1.社会福祉法人松波福祉会(以下、「法人」という。)の役職員は、すべての人をこの世で唯一無二のかけがえのない存在(人)として尊びます(基本的人権の尊重)。
2.私たちは「基本的人権の尊重」を基本理念としています。しかし、机上で本当の意味を理解し、深めてサービス提供していくことは大変難しいことです。そのため、自らが現場での実体験を通して探求、追求していきます。
3.現場で探求、追求するとは、「基本的人権の尊重」を常に実体験から身近に引きつけ、その意識を培うことを大切にすることです。
4.私たち法人役職員は、社会福祉法の理念であるご利用者の4つの権利、①「怪我や事故のない、安全に生活する権利」、②「社会・生活等に関わる、あらゆる情報を知る権利」、③「施設等の利用契約内容等に関するサービスを選択する権利」、④「あらゆる場面で苦情を言う権利」を守り、以下を「ご利用者の権利(人権の尊重)」を守るための基本姿勢とします。そして、現場での実体験を通して「基本的人権の尊重」の意識を培う視点とします。
(1)個人の尊厳
ご利用者は障害などを自ら克服する主体として、その生命、身体、人格を尊重されます。
(2)平等な介護
ご利用者は、人種、年齢、性別などに関わらず平等な介護が受けられます。
(3)最善の介護
ご利用者は最善の介護を受けることができます。
(4)知る権利
ご利用者は介護などの目的、方法、内容、危険性などについて十分納得できるまで説明を受けることができます。
(5)自己決定
ご利用者は、介護内容について十分な説明を受けたうえで、自らの意志に基づいて介護行為を選択し受けることができます。
(6)プライバシーの尊重
ご利用者のプライバシーは、十分に尊重されます。
5.その上で私たち法人役職員は、利用者お一人おひとりの「心身等の的確な把握によりニードを明らかにして共有することを前提にした自己選択・自己決定」を援助の大原則とします(ニードに基づく援助を行います)。
6.ニードに基づく援助を実践していくために、以下のサービスを徹底していきます。
(1)私たち法人役職員は、「基本的人権の尊重」を使命として質の高い総合福祉サービスを提供します。
(2)私たち法人役職員は、「基本的人権の尊重」を使命として透明度の高い事業経営を行います。
(3)私たち法人役職員は、「いつまでもこの街で暮らしたい」との想いを大切にしたサービス提供に努めます。
7.私たち法人役職員は、専門職として常に「感謝」・「感動」・「感激」・「謙虚」・「共感」のこころを念頭にサービス提供に努めます(※下記[5つのこころ]参照)。
5つのこころ
基本理念の「感謝」・「感動」・「感激」・「謙虚」・「共感」の「こころ」を「介護のプロになるための5K」としています。
・「感謝のこころ」
私たちは、日々のご利用者へのサービス提供を通して介護の専門職としての相応しい、技術、知識、そして、価値観を学んでいます。また、ご利用者、お一人おひとりとの出会いを大切にし、貴重な時間を共にさせていただいていることへの感謝を意味します。
・「感動のこころ」
私たちは、常日頃いろいろな課題にぶつかります。その課題を、ご利用者お一人おひとりに対して、気づき、悩み、解決することができた時の「感動」が体感できるよう努めます。
・「感激のこころ」
私たちは、ご利用者、職員の「できないところ」ではなく、「できるところ」を探し、見つけることにより双方の「信頼関係」を生み「感激」を体感できることができるよう努めます。
・「謙虚なこころ」
私たちは、決して知識や技術におごることなく、日々、努力と自己研鑽により「ご利用者」に満足していただけるサービスを提供することに努めます。
・「共感するこころ」
私たちは、「ご利用者」お一人おひとりの「想い」や「行動」を理解しその「想い」に「共感する」ことで信頼関係を築き、より良質なサービスの提供に努めます。